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タチウオ ポイント編<どこで釣ればいいのか> [日記]

☆最新釣果をチェックしよう
 波止釣りの好ターゲットであるタチウオは回遊魚であり、周年同じポイントに居着いているわけではない。したがって、群れが回遊していなければ当然ながら釣果は望めないのである。
 例えば大阪湾の場合、タチウオの群れが回遊するのは秋をハイシーズンに夏の終わりから晩秋、初冬まで。ただし、この間ならいつでも釣れるかというと、決してそうではない。前年の好釣果の実績だけを頼りにして釣行してしまうと、アタリ1つなく撃沈….なんていう可能性もあるのだ。大阪湾の釣り場を神戸方面、泉南方面、大阪湾奥の3つに大きく分けると、例年シーズン開幕が早いのは神戸方面や泉南方面で、その後徐々に湾奥の釣り場でも好釣果が上がるようになる。だから神戸で釣れ始めたからといってすぐに大阪湾奥のポイントに釣行しても、まだ群れが入ってきていないので、釣果は期待薄という事になる。
 大阪湾のタチウオは毎年夏の終わりから晩秋にかけて西から湾奥に移動する群れがある。そのため、釣り場を選ぶ際には、まずタチウオの群れがどこに回遊しているかを確認しなければならない。群れの移動はその年によって微妙に時期が変わるので、リアルタイムの情報を得るには、釣り場近くの釣具店に電話を入れて確認するか、ネット検索での釣果情報、携帯アプリでの釣果情報等を参考にするのが一番である。

まずは足場の良いポイントへ
情報を確認して群れが回遊しているようなら、さっそく釣り場へゴー!となるのだが、タチウオがねらえるポイントは埋め立て地の護岸や堤防、河口域、沖堤防、とさまざまで、その中から自分のレベルやスタイルに合った場所を選ぶ事も大切である。例えば釣具店で「どこで釣れていますか?」と聞けば単純に良く釣れているポイントを教えてくれるだろう。だが、そこが足場が狭くて海面から高さのある堤防だったらどうだろう。釣りに慣れたベテランなら問題なくても、ビギナーや家族連れの釣行にはあまりオススメできないポイントである。
 ビギナーや家族連れで釣行する場合は、まずは足場の良い埋立地の護岸や幅が広くて海面からの高さもない堤防など、比較的安全な釣り場を選んだ方がよいだろう。また、タチウオ釣りは夜間がメインになるのだが、周囲に常夜灯がある釣り場なら足元が確認し易く、仕掛けの交換やエサ付けなどもスムーズにこなせる。明かりのある場所は真っ暗闇の釣り場に比べて断然釣りがし易いので、こうしたこともぜひ頭に入れておいて頂きたい。
 タチウオは群れさえ回遊していれば、安全な湾奥の波静かなポイントでも十分に好釣果が得られるので、まずは快適に釣りが出来ることを優先して釣り場を選びたい。




☆太刀魚(タチウオ)という魚について [日記]

太刀魚(タチウオ)の特徴
太刀魚はその名の通り日本刀の様に銀色に輝く細長い体をしている魚である。
鱗はなく銀色のグアニン質の層で覆われているため美しい銀色のボディーをしているのである。
また、泳ぐ姿勢は立った様な状態でその様子から立ち魚となったという説もある。

鋭い歯を持つ魚で、肉食。立ちながら泳ぎ、上を泳ぐ小魚を襲う。歯で弱らせてゆっくりと飲み込む食い方をするため中々釣りをしていても針にかからないことがある。
この歯は釣り糸をあっさりと切るくらい鋭い歯で、太刀魚を釣る場合はワイヤーでできたハリスをつけるのが必須となる。このワイヤーハリスだが鮎を釣る際のメタルハリスを使うとより繊細に攻めることができる。ただし、非常に高価だが・・・。

餌は小魚で、エビなどの甲殻類は歯が刺さらないため食べないとされる。死んだ魚も食べるので釣り餌はサンマやサバの切り身かキビナゴの冷凍を使うがやはり生きたドジョウを使う方が釣れる。

太刀魚の行動としては基本的に群で行動する回遊魚である。回遊性が強く、本当に全くどこにいるかが読めない魚であり、ゴーストと呼ばれるほどである。主に夏から晩秋にかけて何度か接岸するため岸から狙うことが出来る。群でくるため入れ食いになることも多く釣れる時はどんな釣り方でも簡単に釣れる。ただ潮が悪い時や群れが小さい時は食いが良くない時もあり、ルアーで狙ってもルアーのカラーに固執することが多い。ワイヤーハリスを使うと特に悔いが悪くなる時もあるのできられることを覚悟してフロロカーボン3号のハリスを用意しておくとよいだろう運がよければ釣り上げることが出来る。

時間も非常に重要で夕方や朝方の短時間で時合いが終わってしまうことがよくあるため、時合いを逃さない様に早めに現場に入ることが重要である。手返しも非常に重要でトラブルなく釣りができるかどうかが釣果倍増の必須条件である。こんな群れと時合いが重要な太刀魚の行動を知るには釣具店や新聞などの情報をチェックしておくといい。

太刀魚は船からも大人気のターゲットであり、その地方によって独自の釣り方があり大阪湾ではテンヤと呼ばれる30号くらいの大型の針を使う。お祭りを防ぐために、乗る船によって号数が決まっている。

産卵期は6〜10月ぐらい。サイズは大きくなると1メートルを超えるサイズになりドラゴンサイズと呼ばれる。他にもサイズの図り方は魚の幅を指の本数で数え、指5本を超えてくるとドラゴン級と呼ぶ。

非常に美味しい魚で新鮮なものは刺身がいい。白身魚なので塩焼きなども非常に美味しい。ウロコがないので、処理が簡単なのもよいところ。

釣り方は非常にいろいろあり、エサ釣りではウキ釣りとドジョウの引き釣りなど、ルアー釣りでは、ジギングやワインド、ミノーやバイブレーションのプラグゲームでも楽しめる。

夕方や朝方は魚の活性が高いので足元でも食ってくる。ボイルと呼ばれる水面に飛び出す様な状況もよく起こる時もあり足元でも捕食シーンが見ることが出来る。そんな時は足元で手っ取り早く釣りまくる方が効率がよい。常夜灯周りは小魚が集まるので特に好スポット!
タチウオ自体も光によってくるためケミホタルという発光するアイテムは重要なアイテムである。ウキ釣りでもウキの上だけでなく下も光るホタルウキというアイテムは実績アイテムである。

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